<one>curatedをスタートさせて
私がweb上でセレクトしているアイテムを見て、
これは<one>curatedに相応しい商品なの?
と思われることがある。自分でももちろん迷うこともある。
ただそんな時は
スタイリストでもあり人気セレクトショップ"ARTS&SCIENCE"のオーナー、クリエイティブディレクターでもあるソニア パークがだした
Sonya's Shopping Manualという本を見ることが多い。
そこに掲載されている
彼女の審美眼にかなったアイテムたちは
MARGIELA、Levi's、patagonia、Christian Louboutin、
BROOKS BROTHERS、NUMBER (N)INE、ALDEN、CHANEL、LAMYのボールペン、PATEK PHILIPPEのカラトラバ
バカラのグラス、リーデルのワイングラス、有次の包丁、焼酎、バスタオルまでファッションだけではなく生活、食事までと幅広い。
ラインナップを眺めると
なんだか統一感もないのだが
見ていくとその一つ一つに彼女なりのこだわり、遊び心、余白が詰められており
アイテム一つ一つにしっかりコメントも入っている。
そうして見ていくとなんだか彼女の人となりを考察し、そこに統一感があることに気がつく。
そこで紹介しているものを手に入れたいし、見てみたいという好奇心まで湧く。
羅列にしか見えないものの連続を見ていくとそこに意図を見出す。
人間は存在する物事(事象)には何か意味があるのでは?
ということを感じてしまうのである。
そこに自分なりの答えを見つけるのではないか?
「バラバラに見える点(商品)を、どのような線(基準)で繋いで見せるのか」
迷いを払拭し今回ご紹介するのは
1999年スタートのブランド
FRANK LEDER
DEUTSCHLEDER JACKET

通称ジャーマンレザーと呼ばれるこの生地。コットン100%にもかかわらず
高密度で織られた超肉厚の生地。
まるでフランスのモールスキンのワークジャケットのように着込んでいくことで出る生地の表情と着た人に馴染むフォルム。
まさに本物のレザーのように着込んでいくことで着た人の体のラインが形状記憶のように馴染んでいくことから名付けられている。
そしてこのブランドを代表するアイテムの一つである。
ここまで高密度で織れる機械やそれを作り上げる職人、工場など。。
この先いつまでも作りつづけられるアイテムではないだろう。
古着で手に入れてからも自分で着ていくことで時間が作り出す痕跡や、
失われゆくかもしれないという背景の美しさを抽出し、末長く繋ぐこと。
それこそが一見バラバラに見えるアイテムたちを貫く、 <one>curatedが考える『線』
