<one> curated Notes Vol.03

<one> curated Notes Vol.03

あまりスピリチュアルな事柄は信じないほうだが洋服屋を長くやっていて
何度も体験していることがある。


店内でしばらく売れておらずほとんど手にとる人もいない商品に

ラックから取り出してスタッフと鏡であわせたり試着してこれいいのに売れないねーみたいな話をしてそれをもとの位置にもどす。


そうするとなぜかその日だったり数日後に売れることがよくある。

しかもそのような出来事が何年も何十回もあってもはや驚くことでもないのだけど

何千着とあるなかでピンポイントにそれが売れる。

置き場所を変えてるわけでもないのに。


お店でも家でもそうだがしばらく動かない商品や家具などは空間や物にも淀みのようなものがあると思う。

植物は日光と水だけでは育たない。

微風でもいいから風を与え空気を循環させないと根腐れしてしまうことと似ている

定期的に窓を開けて空気を入れ替えるように

店内でやや日陰で風の当たっていなさそうな商品を取り出して、

手に取り、その商品の良さを見出す。そういったことの小さな気づきと

積み重ねは長く続けていく上で必要ということをとても痛感する。

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